こんにちは!
前回の記事では、水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』に脳天をガツンと殴られ、長年抜け出せなかった「お小遣い稼ぎの無限ループ」と決別したお話をしました。
「今が人生で一番若い!遅すぎることなんてない!」と腹を括った私。
しかし、いざインデックス投資の海へ飛び込もうとした瞬間、目の前にドーンと立ちはだかったのが「で、結局何をどれだけ買えばいいの……?」という銘柄選びの深い霧でした。
今回は、15年もの間、株式投資で血を流し続け、遠回りしまくった私がたどり着いた「最終的な投資戦略」について熱くお話しします!
📖 目次
- 1. 15年間の迷走。「遅すぎるだろ!」と自分に突っ込んだ日
- 2. 「日本の未来」ではなく「米国の成長」に賭けた理由
- 3. 決断からの即行動。個別株を整理し「S&P500」へ
- 4. まとめ:遠回りしたからこそ、絶対にブレない
1. 15年間の迷走。「遅すぎるだろ!」と自分に突っ込んだ日
20代の頃から我流で株に手を出し、リーマンショックで退場して、コロナショックで「稲妻」を逃し……。
気づけば投資歴だけは無駄にベテランの15年。 そんな私が43歳にしてようやくたどり着いたのが、「王道のインデックス投資に愚直に積み立てる」という、拍子抜けするほどシンプルな答えでした。
「いや、たどり着くの遅すぎるだろ!!」
自分でも思わずセルフツッコミを入れました(笑)。
15年前にこの答えに気づいていれば、どれだけの遠回りをせずに済んだか、どれほどの複利の恩恵を受けられていたか……と考え出すと、夜も眠れなくなります。
でも、後悔しても過去は変えられません。 むしろ、15年間「自分の力で市場に勝とうとしてボコボコにされた経験」があるからこそ、インデックス投資の凄さとありがたみが骨の髄まで理解できたのだと、今では胸を張って言えます。
2. 「日本の未来」ではなく「米国の成長」に賭けた理由
「インデックス投資をやる!」と決めたものの、次に悩んだのが「どの国・地域のインデックスを買うべきか?」という問題でした。
そこで私は、以前もご紹介した水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』をはじめ、投資の世界的名著であるチャールズ・エリスの『敗者のゲーム』や、バートン・マルキールの『ウォール街のランダム・ウォーカー』といった本を貪るように読み漁りました。
これらの名著から学んだのは、「長期・積立・分散」というインデックス投資の絶対的な基本原則です。そして長期投資を前提にしたとき、「この先、本当に成長し続けるのはどこなのか?」を必死で勉強し直したのです。
当時(2020年頃)の日本市場を振り返ると、アベノミクス効果もあって日経平均株価は一時期の8,000円台というどん底から、10,000円、15,000円と順調に値を戻していました。2020年の年初には23,000円台まで上昇し、コロナショックで一時16,500円付近まで急落したものの、全体としては右肩上がりのトレンドを描いていたのです。
しかし、1999年の就職氷河期真っただ中に社会に出た私の胸には、どうしても拭えない強い不信感がありました。
「日本株が、この先もずっと右肩上がりで成長し続けるなんて、どうしても想像できない……」
当時の日本株の過去最高値は、バブル絶頂期(1989年)につけた38,915円。2020年当時の株価からはあまりにも程遠く、長期で持ち続けたとしても、その壁を突き破っていく未来への確信がどうしても持てなかったのです。
そんな中で目を向けたのが「米国市場」でした。
実はその当時、私はすでに米国の個別株にも手を打っていました。まさにGAFAMに代表されるビッグテック企業の成長が目覚ましい時期で、世界を圧倒的にリードする企業の強さを肌で感じており、「ここなら将来の成長を圧倒的に描きやすい」という実体験があったのです。
さらに、名著で学んだ視点から米国市場を深く分析していく中で、次のような決定的な強みも分かってきました。
- 過去最高値を更新し続ける強靭さ(ITバブルやリーマンショックを乗り越えて最高値を更新)
- 先進国でありながら、今後も人口増加が続くという構造的な強み
- 企業や市場全体に「株価を上げ、株主へ還元する」という意識・土壌が徹底して根付いていること
「ここなら、自分の10年後、20年後の未来を託せる。長期投資への希望を描ける!」
日本株への原体験と、米国市場が持つ圧倒的な構造的強み。これらがバチッと噛み合ったことで、私の腹は完全に決まりました。こうして私は、米国株式(S&P500や全米株式など)をメインに据えた長期積立投資へと舵を切ったのです。
3. 決断からの即行動。個別株を整理し「S&P500」へ
米国インデックス投資へと軸足を移す腹が決まった私が、まず最初に取りかかったのは「手持ち資産の棚卸しと整理」でした。
当時、私のポートフォリオには日本株・米国株を問わず、これまで我流で買い集めてきた様々な個別株が散らかっている状態でした。
そこで私は、保有している銘柄を以下の2つに厳しく選別しました。
- 長期で心から応援でき、持ち続けたいと思える銘柄(ガチガチの高配当株など一部のみ残す)
- 目先のお小遣い稼ぎや、なんとなくで買っていた短期保有の銘柄
選別した結果、後者の「短期保有(お小遣い稼ぎ)目的の株」はすべて躊躇なく売却して現金化。その売却資金をまるごと、王道の「S&P500(米国株インデックス)」の購入へ充てました。
長年続いていた「買っては売り、利益をお小遣いにして消えていく」という無限ループを自らの手で断ち切り、資産形成の強力な「コア(核)」となるS&P500へと資金を集中させたのです。
「売ったお金で欲しいものを買う」のではなく、「将来の自分と家族のために買い持ち続ける資産に組み替える」。
画面上で個別株が売られ、S&P500の残高へと姿を変えたその瞬間、私はようやく長かった15年の迷走期を抜け出し、本当の意味での「投資家」としてのスタートラインに立ったのだと、静かな興奮を覚えていました。
4. まとめ:遠回りしたからこそ、絶対にブレない
43歳という遅咲きのスタート。 15年という長い遠回り。
一見すると無駄に見える私の投資人生ですが、この「痛い失敗の積み重ね」があったからこそ、私はもう二度と「怪しい一獲千金の話」や「目先のお小遣い稼ぎ」に惑わされることはありません。
「適切なリスクを取り、王道のインデックスに長く居座り続けること」
これこそが、私のような普通の個人投資家が、確実に資産を育てて未来を守るための唯一無二の最適解だと確信しています。
……さて、「これで私の投資人生も安泰!あとは放置して資産が増えるのを待つだけだ!」
そう安心していた私に、次にやってきたのは「旧NISAから新NISAへの移行」や「資産が増えてきたからこそのリスク管理(レバレッジやポートフォリオの再調整)」という、新たなステージの悩みでした。
次回は、インデックス投資を継続する中で見えてきた「さらに資産形成を加速させるための工夫と実践」についてお話しします!
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!


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