【生命保険解約編】「分の悪い投資」にサヨナラ。毎月払っていた保険料と積立1,000万円をすべてS&P500にぶち込んだ理由

投資

こんにちは!

以前の投稿では、15年という長い遠回りを経て、ついに「米国インデックス投資(S&P500)」という最強のコアにたどり着いたお話をしました。

投資の軸がバチッと固まった私。

しかし、本気で資産形成を勉強すればするほど、どうしても自分の家計の中で「強烈な違和感」を放つ存在が目につくようになったのです。

それが、昔から疑問も持たずに毎月毎月、給料から払い続けていた「ドル建ての養老型生命保険」でした。

今回は、私がなぜ長年積み上げてきた約1,000万円もの保険を思い切って解約し、その全額と家計の無駄をすべてインデックス投資へぶち込む決断をしたのか。そのリアルな葛藤とお金の本質について熱くお話しします!

💡 目次

  1. 「将来のため」と信じ込んでいた毎月350ドルの積み立て
  2. 「保険会社って、なんであんな豪華なビルに居られるの?」という素朴な疑問
  3. 1,000万円を解約し、一括でS&P500に突っ込んだ日
  4. 保険解約から家計の大改革へ!月1万円超の「無駄」も投資へスライド
  5. まとめ:保障と投資は別物!お金の行き先を変えた日

1. 「将来のため」と信じ込んでいた毎月350ドルの積み立て

本格的に投資を勉強する前、私は毎月それなりの金額の保険料を生命保険会社に支払っていました。

加入していたのは、ドル建ての養老型生命保険。

毎月の支払いは350ドル(現在のレートで約55,000円)。これを15年もの間、愚直に積み立てていたのです。

この保険の売りは、「60歳から80歳までの20年間、毎月約10万円(総額2,400万円ほど)が年金のように確実に入ってくる」という仕組みでした。

「毎月10万円が20年間も自動で振り込まれるなら、老後の生活は安泰だぞ!」

当時の私は、営業さんの言葉を素直に鵜呑みにし、何の疑問も抱かず口座から引き落とされる毎月5万5,000円を「完璧な未来への投資」だと信じ切っていたのです。……そう、あのお金の本質に気づくまでは。

2. 「保険会社って、なんであんな豪華なビルに居られるの?」という素朴な疑問

投資の名著を読み漁り、お金の構造を勉強していく中で、ある日ふと強烈な疑問が頭をよぎりました。

ちょうどその頃、積立を始めたインデックス投資は順調に波に乗り始め、着実に資産が増えていくリアルな手ごたえをつかみだした時期でした。

「正しい場所に、正しくお金を置くだけで、資産はこんなにも素直に伸びていくんだ……!」

自分の投資の軸に自信が深まり、お金の感度が一段と鋭くなっていたからこそ、余計に目につくようになったのです。

「待てよ……保険会社って、テレビCMをバンバン流して、綺麗な営業さんをたくさん雇って、東京の一等地にあんな立派な高層ビルを建てまくっているよな?」

「……あの膨大な費用と利益って、一体どこから出ているんだ?」

答えは、考えるまでもなく「私たちが毎月血汗流して払っている保険料」そのものです。

私たちが預けたお金のすべてが純粋に運用に回されているわけではありません。そこから莫大な広告費、人件費、オフィスビル維持費、そして保険会社の利益が「ごっそり差し引かれた残りのカスカスのお金」だけで運用されている。

インデックス投資で「手数料を極限まで抑えて市場の成長をそのまま享受する快感」を知ってしまった今の自分から見れば、それはあまりにも異常な構造でした。

「……これ、資産形成という視点だけで見たら、めちゃくちゃ『分の悪い勝負』をさせられているんじゃないか!?」

頭を殴られたような衝撃でした。自分は「一石二鳥の賢い商品」を買っていたつもりが、実は保険会社の豪華なビルを建てるための資金を寄付していただけだったのではないか、と激しい冷や汗が吹き出しました。

3. 1,000万円を解約し、一括でS&P500に突っ込んだ日

疑問を持ったら、即行動です。15年間積み立てていた私の保険には、約1,000万円という解約返戻金が積みあがっていました。

「60歳から80歳までの20年間、毎月10万円が手に入る権利」と「手元の1,000万円」。

正直、この確定された毎月10万円の安心感を捨てるのは、めちゃくちゃ葛藤がありました。一瞬、「ここまで続けてきたんだし、老後の毎月10万円のためにこのまま残しておいた方がいいんじゃないか……?」と心が激しく揺れたのも事実です。

ですが、ここで冷静になって数字の事実(データ)を調べてみました。

直近30年間のS&P500の円建てリターンを見ると、年率約10〜11.5%という高いパフォーマンスを叩き出しています。

この圧倒的な数字と比較したとき、自分がドヤ顔で入っていた保険の利率があまりにも低すぎて、思わず唖然としました。

電卓を叩いて「この1,000万円をそのままS&P500で20年、30年と運用した未来」と「保険のまま毎月10万円ずつ受け取る未来」を比較したとき、その差は残酷なまでに圧倒的でした。

「自分は一体、これからどれだけの機会損失を生み出すつもりだ……?」

自分の無知さに悔しさがこみ上げると同時に、私の心の中で「迷い」は完全に吹き飛びました。この事実を知った以上、一刻の猶予もありません。

私は「20年間毎月10万円」の権利を捨てて即座に保険を解約し、戻ってきた約1,000万円をそのまま一括でS&P500に突っ込みました。

1,000万円という大金を一気に動かす瞬間は、手が少し震えるほどの緊張感がありましたが、画面上で手続きを終えたとき、胸の中にはスカッとした驚くほどの爽快感が広がっていました。

「もういい。自分は保険会社のために金を用意するのをやめて、本当の資産形成を選ぶ!」

4. 保険解約から家計の大改革へ!月1万円超の「無駄」も投資へスライド

15年ものの保険を解約して完全にスイッチが入った私は、勢いに乗って家計全体の徹底的な「固定費の見直し」へと踏み切りました。

「我が家には、まだまだ眠っている『無駄なお金』があるはずだ!」

一発奮起して家計の整理を行った結果、出てくる出てくる無駄の山……。

  • 付き合いで入っていたその他の生命保険もすべて解約(義理や人情で払い続けていた不要な保険もバッサリ断捨離!)
  • 全く使わなくなった固定電話の解約(かかってくるのは迷惑電話か営業ばかり。今や『オレオレ詐欺専用電話』と化していたので即廃止!)
  • 使っていないサブスクリプションの解約(『いつか見るかも』で放置されていた月額サービスを全消去)
  • 電気代とガス代の会社を1本化(セット割を活用し、二重にかかっていた基本料金を賢く一本化!)
  • インターネット回線のプラン見直し(今の生活スタイルに合った最適・最安のプランへ変更)

これらを一つひとつ積み上げていった結果……なんと月間で1万円を軽々と超える固定費の削減(浮いたお金)に成功したのです!

毎月5万5,000円の保険料がなくなり、さらに家計の見直しで1万円以上が浮く。今までは気づかないうちにドブに捨てていたお金が、自分の手元にまるまる残るようになったのです。

⚓ 5. まとめ:保障と投資は別物!お金の行き先を変えた日

私は解約した1,000万円の一括投入だけに留まりません。

毎月払っていた自分名義の350ドル(約5.5万円)に加えて、実は妻もまったく同じドル建て保険に加入していたため、そちら(約2万円/月)も思い切って解約しました。

さらに、知り合いの保険営業マンから付き合いで入らされていた月1.5万円の生命保険(特に何も残らない掛け捨てで、今の我が家にはまったく意味がないもの)もすべてバッサリと解約!

自分の積立保険(約5.5万円)+ 妻の積立保険(約2万円)+ 付き合いの掛け捨て保険(1.5万円)+ 家計の見直しで浮いた1万円以上……これらをすべて合わせ、そのまま「S&P500の毎月の積み立て設定」へと丸ごと上乗せしたのです。

生活レベルを下げてひもじい思いをしたわけではありません。

ただ「無駄なお金の行き先を、自分自身の未来(投資)に変えた」だけです。

誤解のないように言っておきますが、私は「生命保険がすべて悪だ!」と言いたいわけではありません。

小さなお子さんがいるご家庭や、万が一のときに家族の生活を守る必要がある方にとっては、シンプルな掛け捨て保険は大切な備えです。

ただ、私の場合は保障内容と必要性をゼロから見直した結果、「資産形成」という目的で保険に入るのは完全に間違いだったという結論に達しました。

  • 保険は「万が一の損害をカバーする保障」のためのもの
  • 投資は「未来の資産を爆発的に増やす」ためのもの

この2つを明確に分けて考えるようになってから、私のお金の捉え方、知識のつき方、そして家計の資産形成スピードは激変しました。

もし今、この記事を読んでいる方の中で「なんとなく昔入った積立保険を払い続けている」「付き合いで入った不要な保険がある」「固定電話やサブスクを放置している」という方がいたら、ぜひ一度家計の棚卸しをしてみてください。

その積み上がったお金と、毎月浮く固定費をS&P500に回して時間を味方につけたとき、あなたの未来は驚くほど大きく変わり始めるはずです!

今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

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