投資を始めてから22年。これまで個別株投資やインデックス投資など、さまざまな運用を経験してきました。
最初は個別株投資から始めましたが、リーマンショックでは大きな損失を経験。そこから投資に対する考え方が変わり、現在はインデックス投資を中心とした運用に落ち着いています。
現在の私のポートフォリオは、次のような構成です。
- インデックス投資:60%
- 米国個別株:25%
- 日本個別株:15%
インデックス投資を資産運用の中心にしながら、米国個別株では値上がり益、日本個別株では配当金も意識して運用しています。
今回は、投資歴22年の経験をもとに、現在のポートフォリオや各資産の役割、今後の運用方針について紹介します。
これから投資を始める方や、自分のポートフォリオを考えている方の参考になればと思います。
私の投資は2004年、個別株から始まった
私が投資を始めたのは2004年、28歳のときです。
きっかけは、職場の同僚から投資の話を聞いたことと、『金持ち父さん貧乏父さん』という本を読んだことでした。
当時は今のようにインデックス投資が一般的ではなく、私も個別株投資からスタートしました。
当時の投資スタイルは、チャートを見ながら株価の動きを予測し、どこで買って、どこで売れば利益を出せるかを考えるもの。
株式投資の勉強は続けていましたが、今振り返ると、目先の値動きや利益ばかりを気にしていたと思います。
企業が長期的に成長していくことを信じて保有し続けるという発想は、ほとんどありませんでした。
株価が下がれば不安になり、保有し続ける根拠を見つけられない。結果として、短期的な値動きに振り回される投資をしていました。
リーマンショックで経験した大きな失敗
投資を続ける中で、大きな転機となったのが2008年のリーマンショックです。
株式市場は大きく下落し、私の資産も60%を超える損失を経験しました。
当時は、株価が下がり続ける状況に耐えられず、最終的には売却してしまいました。
今思えば、企業や市場の長期的な成長を信じて保有するという考え方がなかったため、下落したときに持ち続ける理由を見つけられなかったのだと思います。
投資の勉強をしていても、実際に大きな下落を経験すると冷静ではいられませんでした。
この経験から、株式投資では銘柄選びや売買のタイミングだけでなく、長期的に運用を続けられる仕組みや考え方が重要だと学びました。
それ以降、投資に対する考え方を少しずつ変えていきました。
現在は、短期的な値動きを予測して売買を繰り返すよりも、長期的な視点で資産を積み上げていくことを重視しています。
個別株投資は世の中の仕組みを知る最高の教材
現在はインデックス投資を中心にしていますが、個別株投資をやめたわけではありません。
個別株投資には、インデックス投資とは違った面白さがあります。
例えば、米国企業に投資していれば、アメリカの経済や金融政策、為替、金利などに関心を持つようになります。
日本企業であれば、国内の景気や企業の業績、業界の動向などを調べる機会が増えます。
また、半導体関連企業に投資すれば、半導体の需要や設備投資、AI市場の成長などについても自然と調べるようになります。
個別株を保有することで、普段の生活ではあまり意識しない経済や企業の仕組みを学ぶきっかけになります。
もちろん、個別株には企業固有のリスクがあります。業績が悪化すれば株価が大きく下がることもありますし、投資した企業が期待どおりに成長するとは限りません。
それでも、投資を通じて経済や企業について学べることは、個別株投資の魅力の一つだと感じています。
現在の投資ポートフォリオはインデックス60%・個別株40%
2026年11月現在、私のポートフォリオは次のような構成になっています。
| 投資対象 | 構成比率 |
|---|---|
| インデックス投資 | 60% |
| 米国個別株 | 25% |
| 日本個別株 | 15% |
| 合計 | 100% |
現在はインデックス投資が資産運用の中心です。
個別株は全体の40%で、そのうち米国株が25%、日本株が15%となっています。
この比率を最初から決めて運用していたわけではありません。インデックス投資を継続的に買い増す一方で、投資したい個別株があれば購入するという運用を続けてきた結果、現在の構成になっています。
それぞれの役割について紹介します。
インデックス投資:60%
現在の資産運用の中心はインデックス投資です。
S&P500やNASDAQ100などの指数に連動する投資信託を中心に保有しています。
インデックス投資の魅力は、個別企業を一つずつ選ぶ必要がなく、指数に含まれる複数の企業にまとめて投資できることです。
もちろん、指数によって投資対象や分散の度合いは異なります。S&P500やNASDAQ100のように米国株を中心とする指数は、米国市場への集中リスクもあります。
それでも、個別企業の業績だけに左右されるリスクを抑えながら、市場全体の成長を長期的に取り込める点に魅力を感じています。
私の場合は、今後もインデックス投資を継続して買い増していく方針です。
米国個別株:25%
米国個別株は、主に企業の成長による値上がり益を期待して保有しています。
米国には世界的に事業を展開する企業や、成長性の高い企業が数多くあります。
特に、今後の成長が期待できる分野や企業に投資することで、インデックス投資とは違ったリターンを狙っています。
一方で、成長期待の高い企業ほど株価の変動が大きくなることもあります。
そのため、米国個別株は資産運用の中心ではなく、インデックス投資を補完するサテライト的な位置づけにしています。
日本個別株:15%
日本個別株は、高配当株を中心に保有しています。
配当金を受け取れることは、個別株投資の楽しみの一つです。
受け取った配当金は基本的に再投資していますが、株式市場が大きく下落したときには、配当金が心理的な支えになることもあります。
株価が下がっているときでも、保有している企業から配当金を受け取れると、投資を続ける励みになります。
値上がり益だけでなく、配当金も意識した運用をしたいと考えています。
個別株はサテライト。基本は長期保有で運用する
私の資産運用では、インデックス投資を中心にしながら、個別株を組み合わせています。
ただし、個別株を短期売買することが目的ではありません。
基本的には、保有している企業の成長を期待して長期保有する方針です。
もちろん、投資環境や企業の状況によっては買い増しを検討します。個別株の保有比率を厳密に固定しているわけではなく、投資機会があれば追加購入することもあります。
配当金についても、基本的には再投資しています。
一方で、個別株は企業ごとの業績や事業環境によって大きく値動きする可能性があります。
そのため、資産全体の中心はインデックス投資に置き、個別株に偏りすぎないように意識しています。
インデックス投資で資産形成の土台を作り、個別株で自分なりの投資を楽しむ。これが現在の私の運用スタイルです。
今後はインデックス80%・個別株20%程度を目指す
現在のポートフォリオはインデックス60%、個別株40%ですが、将来的にはインデックス80%、個別株20%程度を一つの目安にしたいと考えています。
今後もインデックス投資を継続的に買い増していく予定です。
そのため、個別株をすぐに売却して比率を調整するというよりも、インデックス資産を積み上げることで、時間をかけて構成比率を変えていく考えです。
個別株についても、基本的には長期保有を続けるつもりです。
投資機会があれば買い増すこともありますが、資産全体に占める割合が大きくなりすぎないように意識していきます。
あくまでも80対20は将来の目安であり、必ずその比率に合わせるというものではありません。
自分が無理なく長期投資を続けられるバランスを大切にしたいと思っています。
投資初心者ならインデックス100%から始めてもいい
これから投資を始める方には、最初から個別株に手を出す必要はないと思っています。
まずは、S&P500や全世界株式(オール・カントリー)などのインデックス投資から始める方法でも十分です。
インデックス投資であれば、個別企業の業績や株価を一つずつ分析しなくても、複数の企業にまとめて投資できます。
投資を続けながら、値動きに対する自分の感じ方や、どの程度のリスクなら受け入れられるのかを理解していくことが大切です。
そのうえで、個別株にも興味が出てきたら、無理のない範囲で少しずつ挑戦してみるのもよいと思います。
最初から大きなリスクを取る必要はありません。
投資で大切なのは、一時的に大きな利益を得ることよりも、長く続けられる運用方法を見つけることだと考えています。
投資も筋トレも長く続けることが大切
投資を22年間続けてきて感じるのは、長期的な視点を持つことの大切さです。
以前の私は、株価の値動きばかりを気にして、短期的な利益を追いかけていました。
しかし、大きな下落を経験したことで、投資は短期間で結果を出そうとするものではなく、長く続けていくものだと考えるようになりました。
これは、私が続けている筋トレにも似ています。
筋トレも、数日頑張ったからといってすぐに体が変わるわけではありません。日々のトレーニングや食事、睡眠を積み重ねることで、少しずつ成果が出てきます。
投資も同じで、短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、自分に合った方法で継続していくことが大切です。
もちろん、投資には元本割れのリスクがあります。長期投資をすれば必ず利益が出るわけではありません。
それでも、無理のない範囲で資産を積み上げていくことが、私の目指す投資スタイルです。
まとめ|22年の経験からたどり着いた私の投資スタイル
投資を始めた当初は個別株中心で、株価の値動きや売買のタイミングばかりを気にしていました。
リーマンショックでは大きな損失を経験し、投資に対する考え方も大きく変わりました。
現在はインデックス投資を中心にしながら、米国個別株と日本個別株を組み合わせて運用しています。
現在のポートフォリオは、次のとおりです。
- インデックス投資:60%
- 米国個別株:25%
- 日本個別株:15%
今後はインデックス投資をさらに積み上げ、将来的にはインデックス80%・個別株20%程度を目安にしたいと考えています。
投資に絶対的な正解はありません。年齢や資産状況、リスク許容度によって、自分に合った運用方法は変わります。
私自身も22年間の経験を通じて、失敗しながら少しずつ今の投資スタイルにたどり着きました。
これからも短期的な値動きに振り回されず、長期的な視点で資産形成を続けていきたいと思います。
免責事項
本記事は、筆者自身の投資経験や考え方を紹介するものであり、特定の金融商品や銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。実際の投資判断は、ご自身の資産状況やリスク許容度を踏まえ、自己責任で行ってください。


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